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「動く」ことを意識して【MGプレス連載- 動いて健やかに22】

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健康な生活を維持するためには毎日1時間、歩行と同じくらいの強度の運動をすることが必要です。運動の激しさのことを運動の強度といいます。でも毎日1時間のウォーキングをするなんて並大抵のことではありません。とても無理、という方がほとんど。

しかし実は決して不可能なことではありません。「歩行と同じくらいの強度の運動」という、この「同じくらい」というのがミソ。ほとんどの人が無意識のうちに、その程度の強度の運動を毎日しているのです。家事や買い物だって立派な運動。農作業や体を使う仕事なら、それだけで充分に1日の運動量は達成されています。ただ「ふと気がついたらトイレ以外は1日机で仕事をしていた」なんてことはいけません。ではどうすればいいのでしょうか。

生活に運動を取り入れることをたえずこころがけ「動く」ことを意識しましょう。例えば、階段を使う、車を使わずに歩いてみる、いくつかの用事を「まとめてしない」でその都度動く、30分デスクワークをしたら5分間運動をしてみる、こんな意識を持つだけで全然違ってきます。少しの生活の工夫でほぼ30分に相当する運動量がアップできます。さて残りの30分。まず朝やお昼休みなどに時間を見つけて15分だけ歩いてみてください。それから朝晩の食事の後にラジオ体操をすればこれで達成です。

体を動かすことは心にもいい影響を及ぼします。体を動かした後の、すっきりしたさわやかな気持ちを思い出してみてください。食べる、眠る、と同じように動くこともヒトには必要なのです。病気などで思うように体を動かせない人も、自分で動かせる範囲でいいのです。大きく息を吸ってみる、とか、手でグーパーをする、というのだって立派な運動です。できることからしてみてください。「できっこないよ」と決めつけず、今までより少しだけ努力して動いてみましょう。きっと、より素晴らしい毎日が送ることができると思います。

MGプレス 動いて健やかに22
2022年11月8日掲載

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