乳幼児健診のうち新生児検診や４か月検診などであかちゃんの股関節の異常を指摘されることがあります。
具体的には、股関節の開きが固い、ふとももの皮膚のしわが左右で違う、などの症状があります。
乳幼児の股関節の病気には股関節脱臼や股関節臼蓋形成不全（こかんせつきゅうがいけいせいふぜん）などがあります。お母さんの妊娠の経過中に中毒症、高血圧、糖尿病などがあった場合や、出生時体重が低かった場合、帝王切開であった場合、お母さんやお父さんが小さいころ股関節の問題をいわれたことがある場合などが危険因子です。
検診で異常を指摘されたら遠慮なく受診してください。すぐに適切な診断を行ないます。