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受診される方へ

スポーツ整形

最良の選択をスポーツドクターが選手と一緒に考えます

sports01スポーツは心身ともに健康にし、そして人生を有意義にしてくれるすばらしいものです。しかし一方スポーツにけがはつきもの。せっかくのスポーツでけがや故障がおこると、痛みのためスポーツは急にストレスの原因になってしまいます。

「痛みがあれば休む」ということは簡単です。しかし、そう簡単に休めなかったり、選手として、できれば休みたくなかったり。可能であればスポーツをしながら治したいと選手は誰でも考えます。
選手は多少の故障があっても、スポーツを続けたいのが本当の気持ちです。病院へ行って診察を受け「痛みがあるなら休むこと」といわれたことのある選手はとても多いのです。

「痛みがあれば休むこと」ということは簡単です。しかし、たとえば選手にとって学生生活の最後のシーズンの最後の試合を前だったとしたらどうでしょうか。いとも簡単に「休むこと」というのは正しいことでしょうか。ほかに何か方法はないでしょうか。

スポーツ障害の多くは必ずしも手術をしなくても、丁寧なケアによってよくなります。
どのような選択肢が最善なのか選手と一緒に考えながら、スポーツドクターとしての経験を活かしながら最新の検査を取り入れて診断、治療をしていきます。

選手のこころに寄り添い、もっともよい形でのスポーツ復帰をめざします。
選手と一緒に考えます

スポーツドクターとして豊富な実績

sports02当院の谷川浩隆はスポーツに関係した以下の主要なすべての資格を保有しています。

  • 日本スポーツ協会公認スポーツドクター
  • 整形外科学会認定スポーツ医
  • 日本医師会健康スポーツ医

スポーツドクターとして2010年から2012年まで長野県スポーツドクター協議会の理事を務めました。
また長野県選手団の本部役員(帯同ドクター)として大分、新潟でおこなわれた国体に参加しました。
長野県選抜U15サッカーチーム海外遠征のためフランスに2回帯同しました。
第1回松本マラソンにスポーツドクターとして医療救護にあたりました。

このような経験をふまえ、選手にあった治療を見つけていきます。

最新の検査で確実な診断を

レントゲンでは骨がうつりますが、じん帯や軟骨はみえません。

エコー(超音波検査)はレントゲンではわからない、じん帯や筋肉、腱などの故障がわかります。

たとえば足首の捻挫ではレントゲンで骨が大丈夫でも、エコー(超音波検査)をすることによってじん帯や軟骨の損傷がわかります。あるいは太ももやふくらはぎの筋肉痛ではエコーで筋肉の断裂や筋肉内の血腫がわかることがあります。

エコーは簡便な検査ですが、MRIよりもよくわかることがあります。

なぜならエコーは医師が直接、選手の手足を診察しながら検査を行い、動きのある画像が見えるからです。足首を動かしながらエコーをあてたら、MRIでみられなかった靭帯のほつれがわかったこともあります。

逆にエコーで異常がわかり、MRIでさらに精密な検査をして原因をはっきりさせることもあります。
このような最新の検査を効果的にとりいれて診断を確実にします。

けがに伴うメンタルの不調は選手にとって大きなストレスです

からだのどこかに故障があって痛みがあるままスポーツをすると、選手はメンタルに疲れてきます。
このようなメンタルの手当てがとても重要であることが最近のスポーツ医学ではさかんにいわれていて、スポーツ心理学という分野も発展してきています。

オリンピック級の選手でさえ、このようなメンタルケアはパフォーマンスの向上にとても大切であるといわれています。

日本心療内科学会登録の資格を持ち、メンタル面での治療に従事してきた経験を活かし、選手のこころに寄り添い、よりよい形でのスポーツ復帰をめざします。

病院との連携

スポーツが盛んになるにつれて松本市でも信州大学、相澤病院、丸ノ内病院などでスポーツ整形外来が設置されるようになりました。

スポーツドクターとしての活動、そして信州大学で研究教育に従事した経験をいかし、県内のスポーツ外来との連絡が密にとれるため、患者さんのご希望があればこれらの病院にすぐにご紹介できます。