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バンザイで体をチェック(MGプレス 動いて健やかに38)

運動と体操

バンザイができますか?急に変な質問でごめんなさい。突然ですが立った姿勢でバンザイをしてみてください。「なんだ、そんな簡単なこと」と思うなかれ。鏡の前で自分の姿勢を前や横から観察しながらやってみましょう。

まず、両足を肩と同じ幅に広げて立ち、まっすぐに両手を挙げてバンザイをしてみます。手のひらを前に向け、指先を天に向かって伸ばし首はやや上を向きます。体操の選手が演技のフィニッシュにすっと両腕をあげる、あのきれいな姿勢を思い出して下さい。

さて鏡に映った自分を点検してみましょう。まず前から見てみます。肘が伸びてうでがしっかり真上に挙がっているでしょうか。挙げたうでは耳にピタッとついていますか。肩の関節が硬く肩甲骨の動きが悪い人は、うでと耳の間に隙間があいてしまいます。無理に耳をつけようとすると首が前に倒れてきます。次は横から見てみます。腰、背中、首から指の先までが一直線になっていますか。うでは前に傾いていませんか。首から背中が猫背になっていたり、反り腰(そりごし)や出っ尻(でっちり)になっていないか確認してください。

姿勢を微調整しながらバンザイを続けてみます。最初はからだの芯が伸びて気持ちいいのですが、しばらく続けているうちに肩から背中の筋肉が張ってつらくなってきます。いい姿勢をとろうと無理すると変な力が入るのがわかります。たかがバンザイ、しかしそのバンザイがいかに難しいか。こんな簡単なことがうまくできないのは、からだの柔軟性と筋力がおとろえているからです。簡単に思えることでも、ちょっとからだを使ってやってみると色々わかってくることがあります。

まずきれいなバンザイの姿勢を作り、ゆっくり10まで数えてから手をおろす、これを3回繰り返します。できれば1日3セットやってみてください。しっかりバンザイをするだけでも立派な柔軟体操であり筋トレです。

(MGプレス 動いて健やかに38 2023年10月17日掲載)

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