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骨粗しょう症は万病のもと -骨粗しょう症は骨粗鬆症認定医が治療します-

骨粗しょう症・ロコモ

「高血圧やコレステロールの薬は大事だけれど、骨のお薬までは飲む必要ない」と考えている方も多いと思います。なんとなく、骨より血圧の方が重要な気がするのも確かです。

ところが最近の研究では、骨の強さがからだの多くの病気の原因となり、寿命にも関係していることがわかってきました。骨や筋肉からは体に重要なさまざまなホルモンがでているのです。
骨粗しょう症になると免疫機能が低下し、貧血や動脈硬化が起こり、また万病のもと、慢性炎症の原因になるのです。骨粗しょう症になると認知症になりやすくなります。このように多くの疾患が骨粗しょう症と、とても深く関係しているのです。

要するに、骨粗しょう症は「骨が弱くなって骨折しやすくなる」というだけではないのです。病気になりやすいからだになり、健康な生活ができなくリスクを高めるのです。骨粗しょう症は決して「骨だけの病気」ではありません。

「骨が弱くなる」→「からだの芯が弱くなる」→「からだ自体がよわってくる」→「いろいろな病気になる」と考えれば、よくわかります。「骨が弱くなる」=「からだが弱って病気になりやすい」ということなのです。

「私は、骨折はしないだろうから」とか「ころばなければいいんだから」ということではないのです。
骨粗しょう症の治療は、高血圧と同じように時間がかかります。しかし最近は、からだに負担の少ないさまざまなお薬が開発されていて、30種類以上の骨粗しょう症の薬があるのです。

80歳になっても「走り回れる自分」をイメージしてください。それには骨を丈夫にする治療を早くから始めることが大切です。

骨粗しょう症学会では認定医を定めています。

松本市のクリニック(開業医)では骨粗鬆症学会認定医は当院だけです。(2019年6月現在)
お気軽にご相談ください。


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