学校での運動器検診について

スポーツ整形, 予防と治療, 整形外科全般

20170718

小学校から高校までの学校検診の中で運動器検診が必須化されました。(2016年から)

運動器の検診とはどのようなものでしょうか。以前から行われていた「側弯症検診」が代表的なものです。脊椎にカーブがある側弯症は思春期になりやすく、早めに発見することが重要です。

このほかに学校検診で多く指摘されるものとして腰痛があります。思春期の腰痛の原因で最も多いのは腰椎分離症です。腰の疲労骨折とも呼ばれ、潜在的なものも含めれば、中学、高校の運動部の生徒の2割程度のみられるという調査もあります。このほかにひざや股関節などのランニングやキックに関係する下肢の関節、肩やひじのように投球動作に関係する上肢の関節も重要なチェックポイントです。

全身的な「からだの柔軟性」や「関節のゆるみ」もしっかりみておきたいところです。中学生、高校生の時期は、一生の中でも成長期という一番大切な時期にあたります。しかも、運動部に入っていると、かなりハードな練習があるのが普通です。からだのコンディションを万全にしていたいものです。学校検診で異常がみられた場合、専門医への受診を勧められることがあります。

運動器の専門医は整形外科です。 ほんの少しのことでも検診で指摘されたことがあれば遠慮なくご相談ください。

基本的な診察と検査で運動器の問題を明らかにして適切な助言をします。

お気軽にご相談ください。