肩関節拘縮  「肩が動かない」

くびと肩, 肩関節の疾患

20170605

肩の関節は人体で最大の動きをする関節です。頭に手をあげて髪の毛を洗ったり、腰に手を回して、エプロンや帯をしめたりするときに、無意識のうちに肩の関節は大活躍しています。この肩関節が固くなってくると、動きが悪くなり肩に痛みが出るようになります。最初は重だるい痛みが、次第にズキッとくる痛みに変わってきます。これが進むと昼間だけではなく、夜寝ているときに、肩を下にして寝たり寝返りをうつ時に肩の痛みを生じることもあります。

肩が固くなることを肩関節拘縮といいます。まるで肩が凍ってしまったようになるため、英語ではフローズン・ショルダー(凍結肩)と呼ばれています。原因は、いわゆる四十肩、五十肩といわれる「肩関節周囲炎」で、肩の周囲の筋肉や腱が癒着してしまうためです。

治療はとにかく動かしていくことです。凍結肩に対する運動は、タンスの上のへりに手をかけて腰を下ろしていく(そうすると肩が自然に挙がっていきます)「タンス体操」や「帯むすび体操」、上半身を前かがみにして手をぶらぶらさせる「アイロン体操」などがあります。

そのほか、肩関節拘縮の研究は進んでいて、さまざまな注射や薬、リハビリなど効果的な治療があります。
日本整形外科学会の肩関節周囲炎の説明はこちらです。(日本整形外科学会 – 「五十肩(肩関節周囲炎)」

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