スポーツによるひじの痛み

スポーツ整形, 上肢(肩~指まで), , 肘、手、指

20161024

スポーツでは肩やひじの痛みが出てくることがあります。投球動作がある野球、ラケットで球を打つテニスなどでひじの痛みがよくおこります。特に野球ではしばしばひじ痛が起こることがあり「野球肘」とよばれ、注意が必要です。野球肘は小学校の高学年から中学の時期に起こることが多く、最初はひじの内側の痛みから始まります。投球の時に痛みが走り、それを続けているとひじの曲げ伸ばしに制限が出てきます。

内側が痛む時はしばらくの期間の投球の中止が必要になる場合があります。適切な休養と筋トレやストレッチで次第に回復することがほとんどです。しかし痛みがあるのに無理に続けていると、次第にひじの外側が痛くなってきます。この症状が出てくると関節の軟骨に障害を起こしていることがあり、より長期の休養や、検査の結果によっては軟骨を修復する手術が必要になることさえあります。

日本整形外科学会や日本整形外科スポーツ医学会のホームページにも野球肘についての解説が載っています。

http://www.joa.or.jp/jp/public/sick/condition/baseball_elbow.html
http://www.jossm.or.jp/series/flie/018_2.pdf

一番大切なことは野球肘が発生しないように予防することで、小学校では1日50球以内の投球、週3日、1日2時間を越えないこと、最大でも週200球をこえないことが推奨されています。

レントゲンで肘関節に異常があったり、エコー検査で軟骨やじん帯に異常がみつかる時もあります。痛みがでてきたら無理をせずにすぐにスポーツドクターを受診してください。お気軽にご相談ください。