「歩くこと」は最高の体操です

リハビリと運動療法, 動かして治す, 整形外科全般

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腰痛や肩こりなど整形外科では、さまざまな痛みがあります。これらの痛みに対して最も重要な治療は「からだを動かすこと」といわれるようになってきました。

いままでは「痛ければ安静に」「無理をしない」というのがあたりまえと思われていたのですが、最近は、いたずらに体を動かさないでいると、いたみをかえって長引かせるといわれるようになってきたのです。

これは、よく考えてみれば当然のことで「からだを動かさない→血行が悪くなる→筋肉がかたくなる→痛みが強くなる→からだを動かさなくなる」の悪循環ができてしまうからです。(→2015/10/25のブログ「からだは動かさないと痛くなるようにできている」

「からだを動かす」ことは腰痛や肩こりの治療に大切なのですが(→2015/07/19のブログ「腰痛はこわがらずに動かして治す」)、ではどのような運動がいいのでしょうか。ネットなどでは、さまざまな体操やエクササイズが紹介されていて、目うつりがしてしまうほどです。しかし、一番簡単な運動は「歩くこと」です。背筋をすっと起こして、うでを大きく振ってサッサッと歩く。私は2㎞を20分で歩くことを提案しています。(→2016/03/21のブログ「どんな腰痛体操をすればよいか困っている人へ」

この速度で歩くと、かなり息が上がってきます。少々息が上がるほどの運動が、筋肉や関節には効果的であることがわかっています。歩くというと、足だけの運動のような気がしますが、実は上半身の筋肉をとても使うのです。短距離走の陸上選手の上半身が、筋肉もりもりなのを見てもわかると思います。

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