リウマチは遺伝するのか

原因と症状, 関節リウマチ

リウマチは遺伝するのか

指の関節が痛くなったり、腫れたりする関節リウマチは女性に多く、日本で80万人以上の患者さんがいるといわれています。

では、関節リウマチは遺伝するのでしょうか。医者の日常行なう問診の重要な項目の中に「家族歴」というのがあります。これは両親や兄弟などの血のつながった家族に似たような病気になったひとがいるか聞き取ることで、最も重要な問診のひとつです。

「遺伝」というのはこのように血のつながったひとに同じ病気が出ることをいいますが、人間は「遺伝子」を通して親からさまざまなものを受け継ぎます。病気の中にも遺伝と関係があると考えられているものも多く、整形外科の病気の中では骨粗しょう症や変形性関節症、脊椎靭帯骨化症、そして関節リウマチなどが遺伝子と関係しているとされ、多くの研究者により日夜研究が行われています。

しかし間違えてはいけないのは「遺伝」というのは「親がそうならこどもも必ずなる」ということではないことです。

「親に似る」というのは「顔つき、背たけや体格、声や性格」なども似ている人がいることを考えれば印象的には理解できますが、しかし中には顔つきや性格も全く違っていることだってあります。親が関節リウマチであると、関節リウマチになる「確率」は一般より高くはなりますが、かならずなるということではありません。

ご家族が関節リウマチといわれていて、ご自身の手指などの関節が痛い人はお気軽にご相談ください。