骨粗しょう症は遺伝するのか?

原因と症状, 整形外科全般, 骨粗しょう症

20160704

骨粗しょう症は日本で1200万人がなっているといわれます。この数は全国民のおよそ10%であり、70歳以上の女性では半数以上の人がなっているといわれています。では骨粗しょう症は遺伝するのでしょうか。これについては専門機関でもさまざまな研究がされています。

顔や背丈が親に似るように、骨も親に似てくるのは、少し考えれば当然のようにも思います。骨粗しょう症になると脆弱性骨折(ぜいじゃくせいこっせつ)といわれる骨折がおこります。これは通常では骨折が起こらないような動作でも骨折が起こることをいいます。

自宅内での転倒やしりもちくらいのことで簡単に骨折してしまいます。腰骨の骨折(腰椎圧迫骨折)や、太もものつけねの骨折(大たい骨近位部骨折)などをおこします。こういう骨折を両親のいずれかがしている場合、骨粗しょう症によりその子供も同じような骨折をしやすいことがわかっています。

「遺伝」というのは多くの病気の原因としていわれていることですが、「遺伝」は「親がその病気なら子供は必ずそうなる」というものではありません。あくまで「確率」の問題ですが、確率が高くなるという点では食生活や日ごろの運動などに気をつけていくことが大切です。現在では、これらの要素を計算式に組み入れて今後の骨折の確率がわかる方法も開発されています。

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