関節炎と関節症はどうちがうのか

ひざ、股関節、足, 下肢全体, 整形外科全般

20160516

膝などの痛みが出たり、手や足の関節がはれたり赤くなったりして「関節炎」とか「関節症」といわれることがあります。
関節炎と関節症ってどう違うのでしょうか。
関節炎は関節に炎症を起こすことです。「炎症」をおこすと、その場所には「痛み」と「腫れ」、「赤み」が出て「熱っぽさ」を伴います。(→2015/01/18のブログ

関節炎の原因としては関節リウマチや痛風、あるいは関節にばい菌が入ってしまうようなことがあげられます。

関節炎が急な痛みが出るのに対して、「関節症」は年齢による関節の変化が主体です。関節の軟骨がすりへったり、それによる変形が出てきます。変形があるものは変形性関節症ともよばれます。変形性関節症は膝だけなく股関節や手関節、肘関節にもあります。

関節症になって関節がはれたり、痛みが強くなることもあります。つまり「関節症は、関節炎も含むふくむよりおおきな概念」なのです。そんなわけなので関節炎と関節症をほとんど同じような意味で使うこともあります。多いのは膝や股関節の変形性関節症や、リウマチによる手首や指の関節炎、痛風による足のおやゆびの関節炎などです。いずれも、問題は関節の痛みや、関節の動きの悪さです。「年齢的なものだからしかたない」とあきらめずに、適切な治療をすれば炎症や痛みを抑えられます。

関節症や関節炎の治療の一番の目的は痛みをとるということなのです。

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