たくさんある骨粗鬆症の血液検査でわかること

整形外科全般, 検査と治療, 骨粗しょう症

20160418

整形外科の血液検査では、たくさんのことがわかります。リウマチであるかどうかを決める際にも血液検査は重要です(→2015/02/01 リウマチの診断のための血液検査について

また骨粗鬆症で、ビタミンDの薬を飲むことがありますが、この薬は食べたものからカルシウムを吸収する働きを持っているとても重要な薬です。(→2014/05/25 血液のカルシウムを測ったことがありますか

しかしひとによっては、カルシウムが高くなり基準値を超えてしまうことがあり、定期的に検査をするようになっています。

また骨がもろくなる病気にはそのほかに多くの病気が隠されていることがあります。
首にある小さな副甲状腺というところから副甲状腺ホルモンというホルモンがでています。このホルモンはからだのカルシウムを調節する働きがありますが、ホルモンが多くなり過ぎると、副甲状腺機能亢進症という病気になります。この病気になると、骨を溶かしてカルシウムを血液に出すので、血液検査をするとカルシウムが高く、副甲状腺ホルモンも高くなっています。

また多発性骨髄腫という病気は、骨髄に形質細胞という細胞が増えてしまい、腰や背骨が弱くなることがあります。脊椎圧迫骨折の中にはこの病気がかくれていることがあります。また腎臓や肝臓の障害でも骨の性質は変化し、弱くなったりすることがあります。骨粗鬆症では適切な血液検査が必要になります。

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