なぜ脊柱管狭窄症の腰痛は急におこることがあるのか

腰椎症と脊柱管狭窄症, 腰痛と坐骨神経痛

腰部脊柱管狭窄症のいう病気があります。
こしぼねの中の、神経がはいっている管(くだ)を脊柱管(せきちゅうかん)といいます。これがせまくなってきてしまうのです。脊柱管の内側に骨が張り出してきたり、内側のはりついている靭帯が厚くなって、脊柱管が狭くなります。

50歳を過ぎると、誰でもこのような変化が起こるのですが、60歳以降に症状が出やすくなってきます。主な症状は間欠跛行(かんけつはこう)といって、「少し歩くと腰痛が出てきたり、足が重くなったり、しびれてきたりして、少し休まないと長い距離を歩けない」というものです。

またときどき、急に腰痛や、おしりや太もものうらがわのしびれ痛みが出てくることがあります。脊柱管が狭いのは、以前からなのに、どうして腰痛は急に出てくるのでしょうか。この疑問に対する正確な答えはまだ出ていません。狭くなったきゅうくつな脊柱管の中で神経が、何かのきっかけで炎症をおこしたりすると、ある日、急に強い腰痛がでてくるのです。

このような時の対処方法は、まず「あわてないこと」です。痛みがあると、どうしてもあせってしまい、家族など、まわりの人も巻き込んでしまうこともあります。しっかりした診察と検査をして、現状を確認したら、痛みを緩和(かんわ)する治療をします。いくつかの治療を組み合わせることで、症状は確実によくなっていきます。急に出てきた腰痛にも必ずよくなる時が来ます。

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