おや指のつけねの痛み ばね指とCM関節症

手と指, 肘、手、指

おや指のつけねに痛みが出ることがあります。

おや指のつけねは、2か所あります。ひとつ目は、指を開いたときに、人さし指と親指の間にできる股(また)のすぐ横のつけねです。これをMP関節といいます。爪の方から数えて2つめの関節であり、第2関節とよばれることもあります。もう一つは、手首の近いところにあります。これをCM関節といいます。

MP関節が痛くなるのは、ばね指です。ばね指は、親指を曲げる腱が炎症を起こします。ばね指になると、MP関節の手のひら側がとても痛くなり、何かを握るときに、そこがあたると痛みを感じます。進行すると親指の曲げ伸ばしの時に、ひっかかりがでるようになります。朝になると、指が曲がったままのびない時も出てきます。

これに対して、CM関節が痛くなると、ビンのふたを開けたりするときに痛みが出てきて、手首の親指側に少し出っ張りを感じる時もあります。これはCM関節症といって、この部分の関節が変形やすり減りを起こすからです。

どちらも、適切な治療でよくなります。痛む部分に消炎鎮痛をおこなったり、軽い固定をすると効果的です。それでも痛みがとれない時は、腱鞘や関節に、ごく少量の消炎作用のある注射をすることで劇的に改善します。」

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