かかとや土ふまずの痛み

ひざ、股関節、足, ひざ下〜足首〜あし

かかとや土ふまずにかけての「足のうら」が痛むことがあります。足のうらを足底(そくてい)といいます。足底に痛みがでるのはどういうときでしょうか。

 いろいろな原因があるのですが、足のうらのスジが炎症をおこすことがもっとも多い原因です。足のゆびを曲げるスジを屈筋腱(くっきんけん)というのですが、これが炎症をおこすのです。足底筋膜炎(そくていきんまくえん)とか足底腱膜炎(そくていけんまくえん)と呼ばれています。

手でおこる腱鞘炎(けんしょうえん)と同じ仲間の病気です。走ったりジャンプしたりすることによって、あるいは歩きすぎでも起こりますが、あまり原因がはっきりしないこともあります。

特に歩きすぎたりした覚えがなくても痛みが出ることが中年以降であります。このような時、レントゲンを撮ると、かかとの骨(踵骨:しょうこつ)にとげが出ていることがあります。これを踵骨棘(しょうこつきょく)といいます。足底筋膜がかかとの骨から出ているところが年齢的な変化で骨になっていくのです。これを骨化(こっか)といいます。

足のゆびをそらせるストレッチや、消炎鎮痛薬を含んだ外用薬、あるいは炎症を止める薬を注射したり、骨化部まで届く低周波療法などでよくなります。患者さんひとりひとりにあった靴のなかじき(インソール)で痛みが止まることもあります。お気軽にご相談ください。