つき指

スポーツ整形, 上肢(肩~指まで), 手と指, 肘、手、指

スポーツでは、突き指で指を痛めることはよくあることです。
バレーボールやバスケットボールなどでは特に頻度が高く、野球などのボールをキャッチする球技でときどきおこります。中指や薬指が多く、第2関節が痛むことが最も多いのが特徴です。第2関節の手のひら側が痛み、腫れや皮下出血が出ることもあります。

突き指というのは、単なる捻挫かと思うと、決してそれだけでないことが多く、第2関節の近くで骨が欠けていることがよくあります。これを剥離(はくり)骨折といいます。なぜ剥離骨折が起こるのでしょうか。

剥離を起こす部位には、指を曲げる腱(けん)がついています。ここが突き指の瞬間引っ張られて、腱がついている部分の骨が欠けてしまうのです。剥離骨折があるかどうかを判定するにはレントゲンを撮る必要があります。単なる突き指と思っていたら、痛みが続くためレントゲンを撮ると剥離骨折があったということもあります。

最も重要なことは初期にしっかり固定することです。剥離した部分が徐々に動いてしまい骨から離れてしまうと手術をしなければいけないこともあります。また痛みが長い期間残ってしまうこともあります。けがをした直後にしっかりと固定をして、レントゲンで剥離骨折があるかどうか、あったらそれがずれてこないかを確認しながら治療すれば、元通りのスポーツに復帰できるようになります。お気軽にご相談ください。