リウマチの血液検査の見方

検査と診断, 関節リウマチ

リウマチの治療では血液検査はとても重要です。
リウマチを診療していくうえで血液検査は、まず1)リウマチであるかどうか診断するため、そして2)リウマチを治療していくうえで病気が状態の知るため、このふたつの点から血液検査がとても重要なのです。

1)のリウマチかどうか診断するのには、リウマチ因子と抗CCP抗体、という検査が重要です。

関節リウマチでは、これらの検査が陽性に出ます。次に2)の現在のリウマチの状態を知るうえで重要な検査が、CRPという検査です。これは炎症反応の検査で、リウマチの勢いが強い時ほど、このCRPのあたいが高く出ます。逆に薬でリウマチがよく抑えられている時は低くなります。

またもうひとつ、MMP-3という検査があります。これは、関節がいたんだり壊れたりするときに出る物質です。ですからリウマチの病気の勢いが強い時はこのあたいも高くなります。

これらの値を低くすることが、リウマチを治す重要なポイントとなります。最近は非常に良く効く薬が使えるようになり、CRPやMMP-3は正常になるように治療ができるようになりました。

リウマチであってもこれらの値が正常になれば、関節の痛みは腫れなどの症状が出なくなり「寛解」とよばれる状態になります。リウマチかどうか心配されることなく、簡単な検査と診察で診断できるので、お気軽にご相談ください。