朝の手のこわばりはリウマチを疑う症状です

原因と症状, 関節リウマチ

関節リウマチは手指の関節が破壊される病気です。この病気の初期の症状に「朝のこわばり」があります。朝起きた時に、手にこわばりがあり、これが1時間以上に続きます。

リウマチか、そうでないかを決める手順を「診断基準」とか「分類基準」といいます。以前の診断基準ではこの「朝のこわばり」が重要な項目の一つになっていました。

2010年に分類基準が新しくなりました。この分類基準では「関節の腫れと痛み」「血液検査」「1か月半以上続く関節炎」「炎症の程度」があげられ、こわばりはなくなってしまいました。
しかし「朝、手がこわばる」とか「手がむくんでいるような気がする」などの症状が、初期のリウマチにおこる事があります。

関節は、朝、動かしはじめに、こわばることがあると以前のブログでも書きました。(→2015/10/04のブログ

また女性では、ばね指や手根管症候群といった手の病気が、更年期や産後など、女性ホルモンが変化する時に起きやすい事が知られています。朝の手指のこわばりも、ホルモンなどに関係していることがあります。しかし中には、検査や診察で関節リウマチがみつかることもあるのです。

「手指の変な感じ」というのはなかなかうまく表現できず「こんなことで医者にかかってもいいのかな」と思ってしまうこともありますが、遠慮せず受診して診察を受けてください。お気軽にご相談ください。