変形性腰椎症 加齢による腰の変化

腰椎症と脊柱管狭窄症, 腰痛と坐骨神経痛

年齢を重ねると、顔にしわができるように、あるいは白髪が出てくるように、骨にも変化が現れてきます。このような加齢変化を、専門用語では変性病変とか退行性変化といいます。

腰の骨、腰椎にも年齢とともにいくつかの変化が現れます。腰には、腰椎というブロックのような骨が5つ積み重なっているのですが、このブロックの間に椎間板があります。

椎間板に加齢変化が出てくると腰椎も次第にごつごつした形になり、でっぱりが出てきます。あたかも骨からトゲがでているようなので、これを骨棘(こつきょく)といいます。

骨棘が増えると腰の動きが制限され、前かがみをしたり、背すじを反らすことが制限されてきます。このような状態を変形性腰椎症といいます。これは加齢に伴うものですからとても多いのです。国民の3人に1人がなっているとされ、60歳以上の男性ではほぼ全員にこの変形が認められるのです。まったく症状が出ない人もいます。しかし腰痛の原因になることがあります。狭窄症などを合併しない限り、坐骨神経痛にはなりません。

ほとんど全員が運動療法や一時的なお薬の治療でよくなります。
とにかく運動をして腰まわりの筋力をつけることが重要です。お気軽にご相談ください。