リウマチ性多発筋痛症

リウマチと関係する病気, 整形外科全般, 関節リウマチ

リウマチは正式には「関節リウマチ」といいます。手や指の関節に痛みや腫れをおこし、次第に肘や肩、膝などの大きな関節にも腫れや変形が出てきます。患者さんによっては、手指の関節は症状がないのに、最初から膝などのような大きな関節に症状が出ることもあります。ひとくちにリウマチといっても、患者さんによって症状はひとりひとりでだいぶ違うのです。

首や肩が急激に痛みだす「リウマチ性多発筋痛症」という病気があります。病名に「リウマチ性」とあるのですが、関節リウマチとは別の病気です。肩や首、ふとももなど、手足の胴体に近い部分が痛くなります。関節というよりも二の腕やくびすじ、太ももやお尻に筋肉痛のような痛みが出てきます。

血液検査では、CRPという「炎症の指標」が非常に高くなりますが、リウマチに特有な抗CCP抗体やリウマチ因子は高くなりません。早い時期にしっかり診断して適切な治療をすれば、すぐに症状はよくなります。また同じように手足や胴体の痛みが強くなるリウマチ関連疾患として、線維筋痛症や脊椎関節炎があります。

このように関節リウマチには、それに近い病気があり「近縁疾患」とよばれています。これらをしっかりみつけて治療することが大切です。お気軽にご相談ください。