骨粗鬆症と歯科の治療

ほかの病気との関係, 骨粗しょう症

骨粗鬆症の治療は、この10年で劇的に進歩しました。昔は、カルシウムとビタミンDくらいしかなかったのですが、現在では20種類以上の薬が使われるようになりました。その効果も「骨密度をなるべく下げないようにする」から「骨密度をあげることができる」ようになりました。

現在、最も多く使われているビスフォスフォネート(BP)というお薬があります。朝起きたらすぐに、朝食の前に飲むタイプの薬です。週に1回、あるいは月に1回だけのものが大多数です。 

このお薬は大変よく効くのですが、歯医者さんで抜歯などの治療をするときはしばらくの期間、休薬することが望ましいことがあります。抜歯後、あごの骨に不調をきたすことがあるからです。

とはいっても、大変少ない頻度で、1万人にひとりといわれています。危険度が高くない場合は、必ず休薬しなければいけないというものではありません。その取り決めは、医師と歯科医が検討し、ポジションペーパーという指針として作られています。

また休薬中は、別の薬に変えることもできます。骨粗しょう症のお薬を出す医師と、歯の治療をする歯科医師が連絡をとり、対策を考えます。お気軽にご相談ください。