骨粗しょう症の「自分でわからない」骨折

原因と症状, 骨粗しょう症

骨粗しょう症は日本人の10人にひとりがなっているといわれています。

骨の代謝は、女性ホルモンと密接な関係があります。このため特に50歳以上の女性に多く、70歳を過ぎるころの日本人女性の平均骨密度は、骨粗しょう症のレベルになってしまっています。

背中が丸くなってきたり身長が縮むのは、背骨(椎体)がつぶれてくるからです。これを椎体骨折といいます。そしておどろくべきことに、70歳代の4人に1人、80歳台になると2人に1人が、この椎体骨折をおこしているのです。そして椎体骨折を起こす人の3人に2人が「無症候性」といって、骨折の痛みの症状がないのです。

これを放置しておくと、連鎖骨折といって、いくつもの骨折をきたすようになります。その結果、背中が高度に曲がったり、歩行が不自由になるばかりか、肺や心臓、胃腸の機能にも悪い影響を与えます。これが「骨が具合悪くなるということは、骨だけの問題ではなく、全身の問題」という意味なのです。

骨粗しょう症の治療は、近年とても進歩しています。負担のない薬で治療できますのでお気軽にご相談ください。