虚弱体質は「フレイル」という病気です

整形外科全般

中年を過ぎるころになると「なんとなく体がだるい」「やる気力がなくなってきた」といった症状が出てくることがあります。青壮年期のころと違って、なんとなく弱々しくなり、生命力が落ちてきたようになってきます。

昔からこのように気力や体力がおとろえた状態を「虚弱」とか「虚弱体質」といっていましたが、医学的に、どういうものか、はっきりわかっていませんでした。

最近、このような状態は「フレイル」ということがわかってきました。フレイルとは虚弱という意味です。以前は、老化現象などといって「仕方がない」と放置されていました。フレイルになると、歩くことがおっくうになったり、握る力が弱くなったり、疲れやすくなります。

さらにフレイルが進むと筋肉がやせてきます。筋肉が弱くなる状態をサルコペニアといいます。サルコペニアになると介護が必要になったり、内臓の病気も合併しやすくなります。

フレイルを予防するために一番重要なことが二つあります。「からだを動かすこと」と「しっかり食事をとること」です。

ウォーキングや体操を生活に取り入れて、運動のある日々の暮らしにすることです。そしてまんべんなく何でも食べ、ビタミンやミネラル、たんぱく質をしっかり食事でとることです。

「からだがだるい」「やる気がなくなった」などの症状があればお気軽にご相談ください。