五十肩は肩こりとどうちがうのか

くびと肩, くびと肩, 整形外科全般

肩が痛くなる病気にはいろいろなものがあります。
首すじから肩にかけてはった感じがあり、筋肉がこっている状態を肩こりといいます。医学的には頚肩腕(けいけんわん)症候群と呼ばれます。この状態が長く続くと、頭痛や吐き気が出てくることがあります。

さらにはめまいや目の奥の痛み、ふらふらした感じや顔がほてったり、全身の不調をきたします。これは、くびに自律神経が集中しているからおこる症状なのです。
さらに肩こりが強くなると気力がなくなることもあります。「肩こりはしようがない」とあきらないで、しっかり治療すれば症状はよくなります。

これに対して五十肩は、肩があがらなくなる病気です。バンザイができなくなります。数カ月かけてゆっくりあがらなくなる場合もあれば、数日で急に肩がかたくなることもあります。
エプロンをしめるような、腰に手をやる動作がつらくなります。夜、寝ていて痛いことがあります。医学的には肩関節周囲炎といいます。

初期の痛みには安静が大切ですが、ほっておくと肩がかなりかたくなり、治癒するのに数カ月から年単位になることがあります。早めにかたくならないように体操で動かしていくことが大切です。

関節がかたくなることを関節拘縮といいますが、そうならないためにお薬や注射、体操やリハビリテーションを組み合わせて治療していきます。
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