リウマチの最初のころの症状

原因と症状, 関節リウマチ

リウマチは正しくは「関節リウマチ」といいます。以前は「慢性関節リウマチ」という病名でしたが、お薬の進歩で慢性にならずに、治る患者さんがたくさん出てきたため10年ほど前に、病名から「慢性」がなくなりました。

リウマチは自己免疫疾患という病気のひとつです。免疫は本来外敵から自分のからだを守るものですが、その免疫に異常が起こり、自分自身の関節を外敵と勘違いし、免疫の標的になってしまい、破壊されてしまいます。なぜそのような免疫異常が起こるかは、いまだにはっきりわかっていません。
病気の初期は、手の指の関節に腫れや痛みが出てきます。しかし関節痛がはっきりしないこともよくあります。

「なんとなく手がこわばる」
「指を曲げる時に関節に違和感や軽い痛みがある」
「手がむくんでいるような気がする」
「指の節が腫れぼったい」

などの症状もあります。
またリウマチの最初の症状は、必ず手の指から始まるわけではありません。膝や肩が痛くなることが最初の症状のこともあります。また足や手首の痛みや腫れから始まることもあります。
手の症状も、痛みは腫れだけではなく、しびれやほてりといったこともあります。そのため最初のうちは手根管症候群とかバネ指、頚椎症と診断されることもあります。
リウマチは症状があってもあわてず、しっかり診断し、じっくり治療をしていくことで、きちんと治る病気になりました。手指の違和感があって心配であれば、ぜひ受診していただきリウマチの診察や検査を受けてみてください。