つらい肩こりを治すには

くびと肩, 整形外科全般, 肩こり

「肩こりがあります。でも肩こりなんかでお医者さんにかかっていいものかどうか」という患者さんがいます。

肩こりは決して簡単な病気ではありません。
肩こりの原因には変形性頚椎症、頚椎症性神経根症、頸椎椎間板ヘルニアなどいろいろな病気があります。またレントゲンなどで異常がみられない頚肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)も肩こりの最も多い原因のひとつです。

肩こりはくびすじから肩、うでにかけて広がります。肩甲骨にそって背中全体に広がることもあります。このような痛みが続くと、とてもつらいものです。
コリが強くなると僧帽筋(そうぼうきん)という筋肉の中に「トリガー」というコリコリの芯がさわるようになります。このトリガーは、MRIなどの最新の機械を使っても、決してみつけることができません。熟練した医師の診察でしかわからないのです。
首のまわりには自律神経がはりめぐらされており、肩こりがひどくなると頭痛や吐き気、めまい、ほてりや目の痛みなどいろいろな症状が出てきます。さらにこれが長く続くと、やる気の喪失や、睡眠障害、仕事の能率の低下などの症状が出てきて、日常生活に大変な支障を来たします。

「肩こりは体質だから仕方ない」とあきらめないで、コリと痛みをとって快適な生活を送るためぜひ受診してください。