ストレスとからだの痛み その4 「奥様はホームドクター」より

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2014年1月6日(月)から10日(金)までの5日間、テレビ信州の「奥様はホームドクター」に出演しました。その内容をもとに、ストレスとからだの痛みについて5回連続してお話ししていきます。

運動療法の大切さ

Q:ストレスによる痛みには運動が効果的ということですがなぜですか
痛みがあると、体を動かさないため、筋肉は固くこわばってきます。すると血行は悪くなり、ますます痛みが強くなります。からだを動かすと筋肉の血行はよくなり、痛みも取れてきます。
肩こりや腰痛には、運動がとてもよく効きます。からだを動かすとストレスをなくなり、いい面に作用していくのです。

Q:どのような運動がいいのですか
腰痛に腹筋や背筋の筋トレは効果的です。肩こりには首まわりの筋肉の筋トレです。
いろんな種類の体操がありますが、「これが一番いい」というものはありません。運動の種類によって効果に差はないのです。とにかく重要なことは「からだを動かす」「からだを使う」ということです。
もっともよい運動として、私が勧めているのがウォーキングです。歩く事はからだ中の筋肉を使います。少し早足で、手を大きく振って20分から30分、距離にして2㎞ほどの歩行を週2~3回やってみてください。歩いた後、少し息がはずむくらいがいいです。肩こりや腰痛はかなりよくなります。よく効く治療というものは手間のかかるのです。

Q:痛くても運動をした方がいいのですか
「運動をして翌日筋肉がはったから運動はやめた方がいいか」と聞かれます。いいえ、そんなことはありません。筋肉ができる時の筋肉痛はよい痛みです。
このような筋肉ができる時の痛みを「痛いのは体に悪い」と思い込んで避けていると、どんどんからだは弱っていき、筋肉は落ちていきます。筋肉ができる時の痛みをこわがらずに運動をすることが重要です。
しかし、かといって、関節痛や腰痛が非常に強い時に、無理に運動をするのは決していいことではありません。痛みが少ない時に、筋肉を作るために適度な運動をしていくことが重要です。